(やよいマッサージ治療院|平塚市・秦野市・大磯町・伊勢原市 対応)
一度起きた拘縮は、元に戻すのが難しいと言われています。だからこそ、早めの予防とケアがとても大切です。
介護の現場では、ご本人の残された力を活かしながら、やさしく関節を守る工夫が求められます。
◆ 拘縮を防ぐ4つのポイント
🔹 体を使う習慣をつける できるだけ毎日、体を動かすことが何よりの予防策です。ベッドの上での体操、食事の姿勢を変えるなど、小さなことから始めましょう。
🔹 良肢位(りょうしい)を保つ 肘や膝が軽く曲がり、腕や足が自然に開いた状態が理想です。クッションなどを使って無理なく支える「ポジショニング」が大切です。
🔹 やさしい介助 急に動かしたり強く引っ張ったりすると、かえって拘縮が進みます。声をかけながら、下から支えるようにやさしく介助しましょう。
🔹 姿勢を変える工夫 同じ姿勢が続くと体に圧がかかり、床ずれや拘縮の原因になります。2時間に一度を目安に、姿勢をこまめに変えるのが理想です。
関節や姿勢のことで迷ったら、専門職に相談してみてください。 その方に合ったケアを知ることで、介護する側の負担もグッと軽くなります。
やよいマッサージ治療院では、訪問マッサージの中で拘縮予防のアドバイスも行っています。
「寝たきりゼロ」を目指して、一緒に体を守っていきましょう。