
「退院したけれど、まだ動きにくい」そんな不安はありませんか?
「脳梗塞で倒れてから、片方の手足が思うように動かない」
「退院して在宅生活になったけれど、歩くのが大変」
「このまま寝たきりになってしまうのではと心配」
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害は、命が助かっても麻痺やしびれ、言葉の障害などの後遺症が残ることがあります。
リハビリは退院直後がもっとも重要ですが、自宅での生活が始まってからも継続することが大切です。そこで役立つのが、訪問マッサージです。
脳血管障害の後遺症とは?
脳の血管が詰まったり破れたりすると、その部分の脳細胞がダメージを受け、体の働きに影響が出ます。
よく見られる症状
- 片麻痺(体の片側が動かしにくい)
- 関節が硬くなる(拘縮)
- 筋力低下
- 歩行困難
- 言語障害(言葉が出にくい)
- 嚥下障害(飲み込みにくい)
これらの後遺症は、時間とともに悪化することもあるため、継続的なリハビリやケアが欠かせません。
自宅でのリハビリが難しい理由
退院後に「自分でリハビリを頑張ろう」と思っても、なかなか続かないケースは多いです。
- ご家族が仕事で介助できない
- 通院リハビリが大変で続かない
- 本人が意欲を失ってしまう
結果として、動かさない → ますます動けなくなる → 介護度が上がるという悪循環に陥ってしまいます。
訪問マッサージとは?
訪問マッサージは、国家資格を持つあん摩マッサージ指圧師が、ご自宅や施設を訪問して施術を行うサービスです。
- 医師の同意があり、所定の条件を満たす場合に健康保険が適用(自己負担は1〜3割程度)
- 通院不要で、ご自宅や施設で施術を受けられる
- マッサージを中心に、状態に応じて機能訓練を取り入れて後遺症のケアに対応
リラクゼーションではなく、生活機能を維持・改善するための医療サービスです。
脳血管障害の後遺症がある方への訪問マッサージと機能訓練
1. 筋肉の緊張をやわらげる
麻痺のある手足は、筋肉が固くこわばりやすくなります。マッサージで血流を促し、筋肉を柔らかく保つことで、関節の硬直を防ぎます。
2. 関節拘縮を予防する
動かさないと関節はすぐに固まります。施術者が関節をゆっくり動かすことで、可動域を保ち、関節拘縮の予防をめざします。
3. 筋力維持をサポート
歩行や立ち上がりには、筋力の維持が欠かせません。受動運動や簡単な訓練を組み合わせ、体を支える筋力をできる限り保ちます。
4. 歩行や立ち上がりを支援
状態や目標に応じて、「立ち上がる」「歩き出す」といった動作の練習を取り入れ、日常生活の動きやすさを支えながら、転倒リスクの軽減につなげます。
5. ご家族の介護負担を軽くする
通院や送迎の負担が減り、専門家に任せられる安心感があります。ご家族が「一人で抱え込まなくていい」という気持ちになれるのも大きなメリットです。
実際の施術内容
- 麻痺した手足のマッサージ(血行改善、緊張緩和)
- 関節を動かす受動運動(拘縮予防)
- ベッド上での起き上がり練習
- 状態に応じて、立ち上がり・歩行の練習やサポート
ご利用の流れ
- ご相談・お問い合わせ
まずはお気軽にお電話やメールでご連絡ください。 - 医師の同意書を取得
ご利用についてご相談のうえ合意した後、当院またはご家族から主治医に訪問マッサージの同意書を依頼します。 - 施術スタート
同意書が発行されたら、専門家がご自宅に伺って施術を開始します。
費用の目安
- 1割負担の場合、1回あたり465円〜653円が目安です。具体的な金額は施術内容や制度改定などにより異なります。
※施術部位により変動します。
脳梗塞・脳出血後のリハビリをお考えの方へ
「退院後のリハビリが続かない」
「麻痺やしびれで動きにくい」
「介護の負担を少しでも減らしたい」
そんな時は、訪問マッサージをご活用ください。
当院では伊勢原市を拠点に、厚木市・平塚市・秦野市などで、ご本人とご家族の暮らしを支えるケアを行っています。少しでも長く動ける生活を続けられるように、心を込めてサポートいたします。
まとめ
- 脳梗塞や脳出血後は、片麻痺や関節拘縮、歩行障害などの後遺症が残りやすい
- 動かさない状態が続くと、関節拘縮や筋力低下が進み、介護度に影響することがある
- 訪問マッサージは、筋肉をほぐし、関節を守り、歩行や立ち上がりを支援できる
- 健康保険が使えるため、経済的にも安心して継続できる
あわせて読みたい
- 脳梗塞後のリハビリ期間と保険のQ&A
- 訪問マッサージの保険適用条件と費用
- 片麻痺の自宅リハビリとマッサージ
- 痙縮(筋肉のこわばり)のケア
- 手が開きにくい方へ|拘縮のある手のケア
- 着替えが大変なときの介助のコツ


