「服の袖が通らない…」脳梗塞後の着替えの苦労

「親が脳梗塞で倒れてから、麻痺がある側の腕が硬くこわばって、着替えに時間がかかる…」「無理に袖を通そうとすると、親が痛がってしまう」

このようなお悩みは、脳梗塞後の在宅介護を行うご家族にとって、毎日のことです。片麻痺や痙縮(けいしゅく)といった後遺症は、着替えを困難にするだけでなく、介護をするご家族の腰や肩にも大きな負担をかけます。

しかし、着替えを諦めてしまうと、ご本人のQOL(生活の質)が下がり、活動量が減り、拘縮の進行につながることがあります。適切な在宅リハビリと介助のコツを知ることで、着替えをスムーズにし、介護の負担を軽減することができます。


なぜ着替えが大変になるのか?

脳梗塞の後遺症で着替えが大変になる主な原因は、以下の2つです。

  1. 筋肉のこわばり(痙縮・拘縮): 麻痺がある側の筋肉が緊張し、関節が曲がったまま固まってしまうと、洋服の袖を通すのが難しくなります。
  2. 身体のバランスが不安定: 立ち上がって着替えることが難しくなり、ベッドや椅子に座ったままでの着替えが多くなります。

脳梗塞の後遺症で親御さんが片麻痺になり、前開きの服しか着られなくなった、おしゃれを楽しんでほしいけれど着替えが大変で困っている、というご家族もいます。このように、着替えの困難さは、ご本人の精神面にも影響を与えます。

訪問マッサージが叶える着替えの工夫

当院の訪問マッサージは、脳梗塞後の着替えを楽にするための在宅リハビリ的ケアを提供します。国家資格者がご自宅までお伺いし、マッサージを中心に、患者様の状態や目標に応じてリハビリ(機能訓練)を取り入れます。

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1. 筋肉のこわばりを和らげる

やさしいマッサージで、麻痺がある側の肩や腕、手首の筋肉をほぐします。これにより、関節の動きがスムーズになり、着替えの際に腕が通りやすくなることが期待できます。

2. 専門的な機能訓練で動きをサポート

  • 関節の可動域訓練: 無理のない範囲で、ひじや肩の関節をゆっくりと動かすストレッチを行い、拘縮の予防につなげます。
  • 座位でのバランス訓練: ベッドや椅子に座った姿勢を安定させるリハビリを行い、着替えの動作を安全にサポートします。

脳梗塞後の片麻痺で着替えが大変な場合

脳梗塞後の片麻痺で、麻痺側の着替えを嫌がることが増え、ご家族が苦労する場合があります。訪問マッサージと関節運動を継続するなかで、肩やひじの関節がやわらぎ、以前よりもスムーズに着替えができるようになる方もいます。ただし、身体の状態や回復の程度には個人差があります。

着替えがスムーズになることは、ご本人の気持ちの負担だけでなく、介護をするご家族の負担の軽減にもつながります。


ご家族ができる介助のコツ

介護をするご家族は、以下のコツを意識することで、ご本人とご自身の負担を減らすことができます。

  1. 着せるときは麻痺側から: 服を着せる際は、麻痺がある側の腕や脚から先に通しましょう。
  2. 脱がせるときは健側から: 服を脱がせる際は、麻痺がない側の腕や脚から先に脱がせましょう。
  3. ゆったりとした服を選ぶ: 締め付けのない、ゆったりとしたサイズの服や、前開きの服を選ぶことで、着替えが楽になります。
  4. 麻痺側の腕や肩を無理に引っ張らない: 麻痺側の肩や腕は痛めやすいため、袖を通すときは腕を支えながら、ゆっくり動かしましょう。
  5. 痛みがある場合は無理に動かさない: 動かすと痛みが出る場合は、無理に着替えを続けず、主治医や担当の専門職にご相談ください。

まとめ

脳梗塞後の着替えの苦労は、在宅リハビリと介助のコツを知ることで軽減できます。伊勢原市・厚木市・平塚市・秦野市・大磯町などにお住まいで、脳梗塞後のリハビリにお悩みの方は、やよいマッサージ治療院にご相談ください。

当院は、医療保険(医師の同意があり、所定の条件を満たす場合)を利用した訪問マッサージで、ご本人とご家族の不安に寄り添い、在宅でのリハビリを丁寧にサポートします。


脳梗塞後のリハビリ方法をもっと詳しく知りたい方は、
👉 脳梗塞の後遺症が心配なご家族へ|訪問リハビリマッサージでできること をご覧ください。