関節が硬くなってきたご家族を介助していると、
「硬くならないように毎日動かした方がいい?」
「曲がった膝や肘を伸ばしてあげた方がいい?」
「着替えの時に腕を動かすと痛がるけれど、どうしたらいい?」
と迷うことがあります。
大切なのは、硬い関節を力で伸ばそうとしないことです。
身体の状態や痛みの程度は一人ひとり異なるため、ご家族だけで無理な関節運動を行わないようにしてください。
拘縮がある関節は無理に動かさない
関節の動く範囲が狭くなっている場合、強い力を加えて動かすことは避けます。
特に、
- 痛みを訴える
- 強い抵抗がある
- 急に動かしにくくなった
- 腫れや熱感がある
- 転倒やけがのあとから動かしにくい
といった場合は、無理に動かさず、必要に応じて医療機関や担当する専門職へ相談してください。
着替えやおむつ交換でも「痛くない範囲」を意識
拘縮があると、着替え、おむつ交換、入浴、移乗などの介助が難しくなる場合があります。
介助の際は、
- 急に手足を引っ張らない
- 痛みが出る方向へ無理に動かさない
- 声をかけながらゆっくり動かす
- ご本人が楽な姿勢を確認する
ことを意識します。
「ここまで動かさなければならない」と決めつけず、その日の身体の状態にも合わせてください。
「毎日何回」「何時間ごと」と一律には決められません
ご自宅で行う関節運動や姿勢を変える頻度は、身体の状態、病気、皮膚の状態、使用している寝具や福祉用具などによって異なります。
そのため、
「必ず2時間ごとに姿勢を変える」
「毎日○回、関節を動かせばよい」
と一律に考えるのではなく、その方に合った方法を確認することが大切です。
主治医、看護師、理学療法士・作業療法士などから指示を受けている場合は、その内容を優先してください。
クッションの位置にも「全員に共通する正解」はありません
身体を安定させるためにクッションを使うことがあります。
ただし、
「膝の下には必ずここ」
「腕は必ずこの角度」
と全員に共通する方法があるわけではありません。
麻痺、拘縮、痛み、皮膚の状態などによって適した姿勢は異なります。
ポジショニングや福祉用具について専門的な調整が必要な場合は、看護師、理学療法士・作業療法士、福祉用具専門相談員などへ相談してください。
「良い姿勢にすれば拘縮を防げる」とは限りません
身体が安定した姿勢で過ごせるよう工夫することは大切ですが、特定の姿勢だけで拘縮を防げると断定することはできません。
拘縮には、麻痺、病気、関節の状態、身体を動かす機会などさまざまな要因が関係します。
ご家族だけで抱え込まなくて大丈夫です
「身体を動かしてあげたいけれど、けがをさせそうで怖い」
「どこまで動かしてよいのか分からない」
という場合は、ご家族だけで無理に行う必要はありません。
ケアマネジャー、主治医、看護師、理学療法士・作業療法士など、関わっている専門職へ相談してください。
訪問マッサージでは身体の状態を確認しながら施術します
やよいマッサージ治療院では、医師の同意のもと医療保険を使った訪問マッサージを行っています。
お身体の状態に合わせて、
- マッサージ
- 無理のない関節運動
- ストレッチ
- 身体機能に合わせた機能訓練
などを行います。
強い力で関節を伸ばす施術は行いません。
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ院長本人が毎回訪問します。
訪問マッサージ歴16年の経験を生かし、その日の体調、痛み、関節の動きなどを確認しながら施術します。
拘縮について詳しく知りたい方へ
拘縮とはどのような状態なのか、原因や日常生活への影響について詳しくはこちら
実際の訪問マッサージの施術内容を知りたい方へ
医療保険を使った訪問マッサージ
健康保険を利用した訪問マッサージは、筋麻痺・筋萎縮・関節拘縮などの症状があり、自力での通院が困難な方が対象です。ご利用には、医師がマッサージを必要と認め、同意することが必要です。
必要な手続きについては当院がご案内します。
1割負担の場合、1回あたり465円〜653円が目安です。具体的な金額は施術内容や制度改定などにより異なります。
交通費・出張費は別途かかりません。
伊勢原市を中心に半径約16km圏内へ訪問
伊勢原市を中心に、厚木市・平塚市・秦野市など半径約16km圏内へ訪問しています。
「親の関節が硬くなってきた」
「家族だけで関節を動かすのが怖い」
「訪問マッサージを利用できるか知りたい」
という段階でもご相談ください。
お電話:0463-64-2855(受付時間 8:00〜20:00)
タップすると 0463-64-2855 に電話がかかります


