「介護で自分の手が悲鳴を上げている…」
毎日、高齢のご家族の介護を頑張っている皆さん。こんなお悩みはありませんか?
- 「親を抱きかかえるたびに、手首がズキっと痛む」
- 「お風呂や着替えの介助の後、手首にだるさや違和感が残る」
- 「手首の痛みが気になって、なかなか寝付けない日がある」
在宅介護において、手首や指の痛みは非常に多い悩みです。特に、腱鞘炎(けんしょうえん)は、同じ動作を繰り返すことで手首の腱が炎症を起こし、痛みを伴います。ご本人のリハビリや在宅ケアに集中するあまり、ご自身の体の不調を後回しにしていませんか?
ご自身の体を壊してしまっては、大切な介護を長く続けることができません。手首の痛みを放置すると、歩行の際の転倒を支えられなくなるなど、ご本人の安全にも関わる問題に発展する可能性があります。
なぜ在宅介護で手首の腱鞘炎が起こるのか
介護で手首に痛みが出やすいのは、介助動作に不慣れなために、指先や腕の力だけでご家族の体を支えようとしてしまうことが原因です。
- 指先で引っ張る: ご家族の体を起こす際に、指先に力を入れて引っ張ると、手首の腱に無理な負担がかかります。
- 不安定な姿勢: 立ち座りや移乗の際、ご本人の体を不安定な状態で支えようとすると、バランスを取るために手首を無理な角度でひねってしまいがちです。
- 同じ動作の繰り返し: 毎日の食事介助や着替え、入浴などで同じ動作を繰り返すことで、腱鞘炎が悪化していきます。
これらの動作は、ご本人の体重がそのまま手首にかかるため、大きな負担となります。平塚市で在宅介護をされているご家族からは、「親の歩行をサポートするだけで手首が痛くて、リハビリにも集中できない」というご相談をいただきました。
腱鞘炎を防ぐ持ち方・支え方のポイント
ご自身の手首を守りながら、安全に介護を行うために、**「ボディメカニクス」**の基本的な考え方を取り入れましょう。
1. 指ではなく「面」で支える
ご家族を支えるときは、指先や手のひらだけでなく、前腕全体を使いましょう。手のひらを広げ、腕全体でしっかりとご家族の体を包み込むように支えることで、手首や指への負担を大幅に減らせます。
2. 道具を上手に活用する
在宅介護では、道具を上手に使うことが手首への負担を減らすことにつながります。
- ベッドや椅子の高さ調整: 立ち座りの介助では、ベッドや椅子を適切な高さに調整するだけで、中腰になる必要がなくなり、手首への負担が減ります。
- 手すりや移乗ボード: ご本人が体を支えられる手すりや、スムーズに移動できる移乗ボードなどを活用し、ご家族の腕の力に頼りすぎないようにしましょう。
これらの工夫は、ご家族自身の体を守り、安心して介護を継続するために非常に大切です。
訪問マッサージが叶える在宅でのセルフケア
「介護で自分の体が悲鳴を上げているけど、治療院まで行く時間がない…」そんなご家族にこそ、訪問マッサージが役立ちます。
当院は、平塚市や秦野市のご自宅に直接伺い、患者様ご本人のリハビリ的ケアだけでなく、介護者の心と体をサポートします。
- 酷使した手首や腕をケア: 介助で酷使した手首や腕の筋肉をやさしくマッサージし、血行を促進します。これにより、痛みの緩和と疲労回復が期待できます。
- 正しい体の使い方をアドバイス: 施術中に、介護動作を拝見し、「手首に負担をかけない持ち方」や「腰に優しい姿勢」を具体的にアドバイスします。
まとめ
在宅介護は、ご本人のADLを維持するだけでなく、ご家族自身の健康も守ることが大切です。手首や腰の痛みを我慢せず、適切なケアを続けることで、ご家族の心と体の負担は軽くなります。
平塚市・秦野市を中心に活動するやよいマッサージ治療院は、国家資格者がご自宅までお伺いし、医療保険を利用した訪問マッサージで、ご本人とご家族の健康を全力でサポートします。
「手首の痛みをなんとかしたい」「安心して介護を続けたい」
そう願うあなたを、私たちは応援します。お気軽にご相談ください。