「歩くたびに膝が痛い…」と感じていませんか?
「膝が痛くて階段がつらい」
「正座ができない」
「外出するのがだんだん億劫になってきた」
そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
その原因のひとつが、**変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)**です。日本では高齢者を中心に約1000万人以上が抱えているといわれる、とても身近な病気です。
進行すると膝の痛みや変形が強くなり、歩行困難や寝たきりの原因になることもあります。
この記事では、変形性膝関節症の特徴と、訪問リハビリマッサージでできることをわかりやすく解説します。
変形性膝関節症とは?
膝の関節は、大腿骨(もも)と脛骨(すね)、そして軟骨でできています。年齢や使いすぎによって軟骨がすり減り、骨と骨が直接ぶつかるようになると、炎症や痛みが起こります。これが変形性膝関節症です。
主な症状
- 歩くと膝が痛い
- 階段の上り下りがつらい
- 膝が腫れる、熱っぽい
- 正座やしゃがみ動作が難しい
- O脚が進行する
初期は「少し痛い」程度でも、放置するとだんだん悪化し、歩行困難や関節の変形につながります。
膝の痛みを放置するとどうなる?
膝が痛いと「動くのが怖い」「安静にしていたほうがいい」と思いがちです。ですが、動かない時間が増えると次のような悪循環に陥ります。
- 痛みで動かない
- 筋力が低下する
- 膝関節がさらに不安定になる
- もっと痛みが出る
結果として、歩けない → 外出できない → 介護が必要になる という流れになりかねません。
だからこそ、「膝が痛いけどまだ歩ける」段階でのケアがとても大切です。
訪問リハビリマッサージとは?
訪問リハビリマッサージは、国家資格を持つあん摩マッサージ指圧師が、ご自宅や施設に伺って行う医療サービスです。
- 医師の同意書があれば 健康保険が使える
- 自己負担は1〜3割程度
- 通院できない方でも自宅で施術が受けられる
- 「マッサージ」と「機能訓練」を組み合わせて実施
リラクゼーション目的ではなく、膝の痛みや機能低下を予防するための医療的ケアです。
変形性膝関節症に訪問リハビリマッサージが役立つ理由
1. 膝周りの筋肉をやわらげる
膝が痛いと太ももやふくらはぎの筋肉も緊張し、余計に動きにくくなります。マッサージで筋肉をほぐすことで血流を改善し、膝関節の負担を減らすサポートをします。
2. 関節の動きを保つ
動かさないと膝関節はどんどん硬くなります。関節をゆっくり動かす受動運動を行い、関節の可動域(動かせる範囲)を守ることができます。
3. 筋力を維持する
膝の安定には太ももの筋肉(大腿四頭筋)がとても大切です。無理のない範囲で筋肉に刺激を与えることで、歩行に必要な筋力の維持につながります。
4. 歩行をサポート
立ち上がりや歩行練習を取り入れることで、「歩くのが怖い」という不安を軽減します。転倒防止や寝たきり予防にも効果的です。
ご家族にとっての安心ポイント
- 健康保険が使える
医師の同意書があれば、1〜3割の自己負担で利用できます。 - 通院不要
ご自宅や施設に訪問するため、送迎や待ち時間の負担がありません。 - 介護保険と併用できる
医療保険のサービスなので、介護保険の限度額を気にせず利用できます。
ご利用の流れ
- ご相談・お問い合わせ
まずはお電話やメールでお気軽にご相談ください。 - 医師の同意書を取得
かかりつけ医に「訪問リハビリマッサージを受けたい」とお伝えください。 - 施術開始
同意書が準備できたら、専門家が訪問して施術をスタートします。
費用の目安
- 1割負担:1回あたり 300〜600円程度
※施術部位によって変動します。
自費マッサージと比べても、続けやすい費用で安心です。
秦野市・平塚市で膝の痛みにお悩みの方へ
「最近、膝の痛みで外出を控えるようになった」
「このまま歩けなくなるのではと心配」
そんなお悩みを一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。
当院では、秦野市・平塚市を中心に訪問リハビリマッサージを行っています。ご本人の膝の状態に合わせて無理のない施術を行い、歩ける時間をできるだけ長く保つお手伝いをいたします。
まとめ
- 変形性膝関節症は膝の軟骨がすり減って起こる病気
- 放置すると筋力低下や寝たきりの原因になる
- 訪問リハビリマッサージは筋肉をほぐし、関節を守り、歩行をサポートできる
- 健康保険が使えるから安心して続けられる