「訪問マッサージの効果をもっと高めたい」自宅でのリハビリが成功のカギ
「週に1〜2回の訪問マッサージだけでは足りないのでは?」
そうお考えのご家族もいらっしゃるかもしれません。訪問マッサージの効果をさらに高めるには、ご自宅での**自主訓練(リハビリ)**が非常に重要です。
しかし、「どんな運動をすればいいのか分からない」「難しい道具は使えない」といったお悩みもよく聞かれます。
そこで今回は、訪問マッサージと組み合わせることで相乗効果が期待できる、誰でも簡単に使えるリハビリグッズを3つご紹介します。
訪問マッサージとリハビリグッズの相乗効果
訪問マッサージは、固まった筋肉や関節をほぐし、血液やリンパの流れを良くすることで、体が動きやすい状態を作ります。その後に、ご自宅でリハビリグッズを使って体を動かすことで、以下のような相乗効果が生まれます。
- 効果の持続: ほぐれた筋肉を動かすことで、効果が長持ちします。
- 筋力・バランス能力の維持: 毎日少しずつ続けることで、身体機能の低下を防ぎます。
- モチベーションの向上: 「自分でできた」という成功体験が、リハビリへの意欲を高めます。
訪問マッサージと相性の良いリハビリグッズ3選
1. タオル
どのご家庭にもあるタオルは、最も手軽なリハビリグッズです。
- 使い方:
- 足首のストレッチ: タオルを足の裏に引っ掛け、両手で引っ張ることで、足首やふくらはぎの筋肉を無理なく伸ばせます。
- 上体起こし: タオルを両手で持ち、背筋を伸ばしながら上下に動かすことで、座ったままの姿勢でも体幹を鍛えられます。
2. セラバンド(ゴムバンド)
軽くてかさばらず、様々な強度のものがあります。筋肉に無理な負荷をかけずに、筋力トレーニングができます。
- 使い方:
- 足の運動: 椅子に座った状態で、バンドを両足首に巻き、左右に広げることで、股関節周りの筋肉を鍛えられます。
- 腕の運動: バンドを足で踏み、両手で引っ張ることで、腕や肩の筋力アップにつながります。
3. クッションや枕
体の下に入れるだけで、姿勢を安定させたり、関節への負担を減らしたりできます。
- 使い方:
- 体位変換: 横向きになる際、足の間にクッションを挟むと、股関節の負担が減り、姿勢が安定します。
- 座り姿勢の改善: 背中にクッションを挟むことで、猫背を防ぎ、良い姿勢を保てます。
まとめ
訪問マッサージは、体を動かすための「準備」です。ご紹介したリハビリグッズをうまく活用し、無理のない範囲で自主訓練を続けることで、より早く身体機能の回復を目指せます。
無理は禁物です。 運動中に痛みを感じたり、体調がすぐれなかったりする場合は、すぐに中止し、訪問マッサージの際にご相談ください。
平塚市・秦野市で在宅でのリハビリにお悩みの方は、やよいマッサージ治療院にご相談ください。患者様に合わせた自主訓練の方法や、道具の使い方についてもアドバイスいたします。