入院や長期間の安静のあと、ご本人やご家族から、
「退院したけれど以前のように歩けない」
「ベッドで過ごす時間が増えた」
「立ち上がることが大変になった」
「自宅でもリハビリを続けたい」
といったご相談があります。
身体を動かす機会が少ない状態が続くことで、筋力や関節の動きなど身体機能が低下することがあります。
このような状態は「廃用症候群」と呼ばれることがあります。
廃用症候群とは
廃用症候群は、病気やけが、入院、安静などによって身体を動かす機会が少なくなったことで、身体や生活機能にさまざまな変化が起こる状態です。
例えば、
- 筋力が低下する
- 関節を動かしにくくなる
- 立ったり歩いたりすることが大変になる
- 疲れやすくなる
- 日中の活動量が減る
などがみられることがあります。
病気そのものだけではなく、「動かない生活が続いていること」が身体機能低下の一因になっている場合もあります。
退院後に「以前より動けない」と感じるご家族へ
入院中に安静期間が長かった方では、退院後に以前と同じ生活へすぐ戻れないことがあります。
ご家族からすると、
「入院前は歩けていたのに」
「家に帰ってからほとんど動かなくなった」
「このまま身体を動かさなくて大丈夫なのか」
と心配になることもあると思います。
自宅でも、その方の体調や身体機能に合わせて、無理のない範囲で身体を動かす機会をつくることが大切です。
無理に歩かせればよいわけではありません
活動量を保つことは大切ですが、体力や病気の状態には個人差があります。
転倒の危険が高い方や体調が悪い方に、無理に立たせたり歩かせたりする必要はありません。
ベッド上で関節を動かしたり、座った状態で身体を動かしたりすることから始める場合もあります。
主治医やリハビリ職から運動について指示を受けている場合は、その内容を優先してください。
訪問マッサージで行う身体のケア・機能訓練
やよいマッサージ治療院では、お身体の状態に合わせて、
- マッサージ
- 関節運動
- ストレッチ
- 座位や立ち上がりなどの機能訓練
- 安全に行える場合の歩行練習や見守り
などを組み合わせて行います。
施術時間は約30分です。
「訪問マッサージを受ければ寝たきりを防げる」と考えるのではなく、その日の身体の状態に合わせて、無理なく身体を動かす機会をつくることを大切にしています。
ご家族だけでリハビリを続けるのが難しい場合も
「身体を動かしてあげたいけれど、どうすればいいのか分からない」
「転ばせてしまうのが怖い」
「毎日家族だけで運動を続けるのは難しい」
という場合もあります。
ご本人からお問い合わせすることが難しい場合は、ご家族から直接ご相談ください。
お身体の状態をお聞きし、訪問マッサージの利用についてご案内します。
急に動けなくなった場合は医療機関へ
徐々に活動量が減った場合とは異なり、
- 急に立てなくなった
- 片側の手足が動かしにくくなった
- 強い痛みが出た
- 発熱や息苦しさがある
- 意識状態がいつもと違う
などの場合は、廃用症候群だと決めつけず、まず医療機関へ相談してください。
医療保険を使った訪問マッサージ
やよいマッサージ治療院では、医師の同意のもと医療保険を使った訪問マッサージを行っています。
「廃用症候群」という病名だけで医療保険の対象になるわけではありません。
健康保険を利用した訪問マッサージは、筋麻痺・筋萎縮・関節拘縮などの症状があり、自力での通院が困難な方が対象です。ご利用には、医師がマッサージを必要と認め、同意することが必要です。
1割負担の場合、1回あたり465円〜653円が目安です。具体的な金額は施術内容や制度改定などにより異なります。
交通費・出張費は別途かかりません。
伊勢原市を中心に半径約16km圏内へ訪問
やよいマッサージ治療院は、伊勢原市を中心に、厚木市・平塚市・秦野市など半径約16km圏内へ訪問しています。
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ院長本人が毎回訪問します。
訪問マッサージ歴16年の経験を生かし、お一人おひとりのお身体の状態に合わせて丁寧に施術いたします。
「退院後に親が動けなくなってきた」
「自宅でリハビリを続けたい」
「訪問マッサージの対象になるのか知りたい」
という段階でもご相談ください。
お電話:0463-64-2855(受付時間 8:00〜20:00)
タップすると 0463-64-2855 に電話がかかります
参考情報
廃用症候群と高齢者の活動について、厚生労働省の高齢者リハビリテーションに関する資料「高齢者の地域における新たなリハビリテーションの在り方検討会 報告書」を参考にしています。


