ご家族が感じる「認知症が進んでしまうのでは」という不安
老人ホームや介護施設に入所した親御さんについて、こんな心配を抱くご家族は多いのではないでしょうか。
- 会話が少なくなり、認知症が進むのでは?
- 体を動かす機会が減り、脳への刺激も足りないのでは?
- このまま生活の質が下がってしまうのでは?
認知症を確実に防ぐ方法は、現在のところ確立していません。運動や人との交流、生活習慣病の管理などが、認知症のリスクと関連することが研究で示されています。
この記事では、介護施設でも利用できる「訪問マッサージ」がどのように生活への刺激や安心感につながるのかを、認知症予防について一般にわかっていることと、当院の訪問マッサージが行う内容を分けて解説します。伊勢原市・厚木市・平塚市・秦野市・大磯町などにお住まいのご家族は、ぜひ参考にしてください。
訪問マッサージで行う身体のケア
当院の訪問マッサージは、認知症の予防や進行の抑制を目的とした施術ではありません。身体のこわばりをやわらげ、関節の動きを保ち、心地よい時間を持つことで、毎日の生活を支えることを目的としています。
1. 心地よい刺激と安心感
マッサージによる触覚刺激は、心地よさや安心感につながります。
定期的に体に触れ、関節を動かすことで、体がほぐれ、気持ちも前向きになりやすくなります。
心地よさが、日常生活への前向きな気持ちを支えるきっかけになることがあります。
2. 会話やふれあいの機会
施術中の声かけや会話は、ご本人にとって大切なコミュニケーションの機会です。
施術者とのやりとりが孤立感を減らし、「人と関わる時間」そのものが生活への大切な刺激になります。
3. 関節を動かす機会をつくる
訪問マッサージでは、マッサージを中心に、状態に応じて関節の可動域を保つ運動も取り入れます。
体を動かすことで、関節の動きの維持と、心身のリフレッシュを目指します。
介護施設でも安心して利用できます
訪問マッサージは、自宅だけでなく以下のような施設でもご利用いただけます。
- 老人ホーム
- 特別養護老人ホーム(特養)
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
利用の安心ポイント
- 医療保険の対象について:認知症の診断だけで医療保険が適用されるわけではありません。筋麻痺・筋萎縮・関節拘縮など、医療上マッサージが必要な症状があり、医師の同意を得るなど所定の条件を満たした場合に、医療保険を利用できます。
- 介護保険の限度額とは別枠:医師の同意など所定の条件を満たし、医療保険が適用される場合は、介護保険の支給限度額を使わずに訪問マッサージを利用できます。
認知症予防を考えるご家族へ
「親の認知症が進んでしまうのでは」と不安を感じているご家族へ。訪問マッサージは、認知症そのものを予防・改善するものではありません。身体のこわばりをやわらげ、生活の心地よさを支えるお手伝いをします。認知症の診断や治療、症状の変化は、主治医にご相談ください。
当院では、伊勢原市を拠点に、厚木市・平塚市・秦野市などで施設入所中の方にも訪問対応を行っています。
ご本人の生活の質を保ち、ご家族の不安を少しでも軽くできるよう、専門家が心を込めてサポートいたします。

