「親が糖尿病なんだけど、最近、足がジンジンしびれて、感覚がないみたいで…」「足の感覚が鈍いせいで、つまずきそうで心配」
高齢者のご家族から、このような不安な声をよく耳にします。糖尿病の合併症として起こる「末梢神経障害」は、手足のしびれや痛みを引き起こし、ひどい場合は感覚が麻痺してしまうこともあります。痛みを感じにくくなることで、火傷や怪我に気づきにくくなり、傷が悪化して歩行が困難になるなど、思わぬ事故につながることが少なくありません。
ご家族にとっては、「リハビリをさせたいけど、足の不調が心配…」「在宅でできる良いケアはないだろうか」と、悩みが尽きません。このままでは、ご本人の活動量が減少し、QOL(生活の質)が低下するだけでなく、介護の負担も増えてしまいます。
糖尿病による足のトラブルと在宅ケアの重要性
糖尿病による末梢神経障害は、高血糖の状態が続くことで神経が損傷し、足のしびれや感覚の鈍化を引き起こします。足の感覚が鈍くなると、以下のような問題が起こりやすくなります。
- 怪我に気づきにくい: 小さな靴擦れや火傷、切り傷などがあっても痛みを感じにくいため、放置してしまいがちです。
- 足の変形: 痛みを感じないことで、足に不自然な力がかかり、変形や潰瘍につながることがあります。
- 歩行の不安定: 足の裏の感覚が鈍ると、地面の状態を把握しづらくなり、歩行が不安定になり、転倒のリスクが高まります。
糖尿病で足のしびれがあり、どんな在宅でのリハビリをすればいいのか分からず、困っているご家族もいます。このように、糖尿病による足のしびれは、在宅での適切なケアが欠かせません。
自宅でできる「皮膚観察と爪ケア」
糖尿病による足のトラブルを予防するには、日々の「皮膚観察」と「爪ケア」がとても大切です。
- 皮膚観察: 毎日、お風呂上りなどに、足の裏、指の間、爪の周りなどを細かくチェックしましょう。赤み、傷、水ぶくれ、乾燥、割れなどがないか確認します。ご本人が見えにくい場合は、ご家族が手伝ってあげてください。
- 爪ケア: 爪を切りすぎると、皮膚を傷つける原因になります。巻き爪や変形した爪は、専門の知識がない方が切ると危険なため、無理をせず専門家に相談することをお勧めします。
これらの在宅でできるケアは、足の小さな変化に気づき、大きなトラブルを未然に防ぐことにつながります。
訪問マッサージが「糖尿病と足のしびれ」に役立つ理由
ご自身やご家族だけの在宅でのケアには限界を感じることもあるでしょう。当院が行う訪問マッサージは、糖尿病による足のしびれやむくみを和らげ、歩行をサポートします。
「機能訓練」(一般的にはリハビリと呼ばれます)とマッサージを組み合わせた施術で、以下のような効果が期待できます。
- 血流を促し、足の重だるさを和らげる: やさしいマッサージで足の血流や筋肉の緊張をやわらげます。足が軽く感じられる方もいらっしゃいます。
- 関節の柔軟性維持: 足首や足の指の関節を動かすリハビリ的な機能訓練を行い、関節が固まるのを防ぎます。
- 足取りを支える: 筋肉の緊張をほぐし、歩行に必要な筋力を維持するための機能訓練(リハビリ)を、状態に応じて取り入れます。
やさしいマッサージで血流や筋肉の緊張をやわらげるなかで、足が軽く感じられる方もいます。ただし、糖尿病による末梢神経障害そのものを治すものではなく、血糖の管理や足の観察は主治医の指導が基本です。感覚が鈍い場合は、圧や温熱による皮膚トラブルに注意し、状態に応じて施術を調整します。身体の状態には個人差があります。
足に傷・潰瘍・赤み・腫れ・熱感がある場合や、急な痛みがある場合は、施術よりも医療機関の受診を優先してください。
ご家族にとってのメリットと継続ケア
訪問マッサージは、ご本人の身体的なサポートだけでなく、介護をされているご家族の負担も軽くします。
- 専門家による安心: 国家資格を持った専門家が、糖尿病による足の不調に寄り添い、適切な在宅ケアを行います。病状や体調の変化にもきめ細やかなサポートが受けられるため、ご家族も安心して任せられます。
- 通院の負担軽減: 施術者が平塚市や秦野市のご自宅に伺うため、通院の送迎や準備が不要になります。
まとめ
糖尿病による足のしびれは、適切な在宅でのケアで、QOLを維持し、歩行を支えることが可能です。
伊勢原市・厚木市・平塚市・秦野市・大磯町を中心に活動するやよいマッサージ治療院は、国家資格者がご自宅までお伺いし、医療保険(条件を満たす場合)を利用した訪問マッサージを中心に、状態や目標に応じたリハビリ(機能訓練)も取り入れ、ご本人とご家族の不安に寄り添います。
健康保険を利用した訪問マッサージは、筋麻痺・筋萎縮・関節拘縮などの症状があり、自力での通院が困難な方が対象です。ご利用には、医師がマッサージを必要と認め、同意することが必要です。糖尿病というだけで保険が適用されるわけではありません。
「糖尿病の親に、もっと安心して歩行を楽しんでほしい」「足のしびれを少しでも楽にしてあげたい」
そう願うあなたのお力になれるよう、院長が丁寧に施術いたします。お気軽にご相談ください。

